三瓶山とは
活火山×神話の地
太古の昔から、力強くもやさしく
人々を包み込んできました。
自然あふれる三瓶山。
草原では、多くの動植物が生息し、キャンプや温泉などのレジャーしも充実。
そこには、あなたの知らない自然の魅力がたくさんあります。
三瓶山とは
三瓶山は中国地方でたった2つの活火山のうちの1つで、最後に噴火したのは、約4000年前です。複数の山が窪地を囲むように連なり、人気の三瓶温泉をはじめ、周辺にある多くの素晴らしい火山性温泉の源となっています。
三瓶山は古代日本神話にも登場します。8世紀の出雲国風土記には、あまりにも自分の国が小さいと考えた国造りの神が海の向こうから引き寄せた土地を1つにまとめるのに三瓶山と大山を杭として使ったという国引き神話が記されています。
三瓶山の草原地帯は、”火入れ”の習慣によってその状態が維持されています。草原を焼くことで、新しい草が芽吹くのです。三瓶山は季節ごとに壮大な景色をみせ、年間を通して訪問者を楽しませてくれます。
特に、三瓶山の北麓にある姫逃池では初夏になると何千ものカキツバタが咲きます。
三瓶山小豆原埋没林公園は、4000年以上前の噴火により地中に埋もれ、奇跡的に立った状態で保存された太古の木々で、古代の森の面影に触れることができます。